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Canon「EOS M3」

2016年10月6日

eosm3

デザインとインターフェース

 EOS M/M2と比べて本体はひとまわり大きく重くなり、274g(本体のみ、メモリーカードとバッテリーを含む)から366gとなりました。とはいえ、これでも一眼レフと比べて十分にコンパクトであり、液晶モニターや操作系が強化されたことを踏まえると、許容できるサイズアップです。

 ボディデザインでは、グリップが大幅に改善されており、表面がゴムのフロントグリップと背面のサムグリップによって、しっかりホールドできるようになりました。ボディは、金属とプラスチックで、堅牢さもまずまず。

インターフェスのダイヤルやボタンは、すべて右側に配置されていて、右手だけで操作します。

液晶モニターやファインダー強化され、104万ドットの背面液晶は、固定式だったEOS M/M2からチルト式に変わっただけでなく、180度回転させての自撮りにも対応しました。ファインダーは搭載されていませんが、外付けタイプの電子ビューファインダーが装着できるような仕様となっています。

バッテリーライフはCIPA規格で250枚。他メーカーの同クラスでも300枚以上は撮れるものが多いため、平均を下回っています。1日中撮影したりWi-Fiを使用する場合は、予備のバッテリーが必要になります。

画質とスピード

 前継機の「EOS M2」と比べ画素数は1800万画素から2420万画素になり、最大の弱点とされたAF(オートフォーカス)の遅さは、撮像素子上の位相差AFセンサーを大幅に増やしたハイブリッドCMOS AF IIIに一新し、合焦の速度も3倍以上に高まったといいます。測拠点も最大49点に増加し、実際に使ってみると確かに大幅なスピードアップが感じられます。
 しかし、ライバル機(最速クラスのソニー「α6000」やオリンパスPENなど)に比べるとまだまだ遅く、連写速度もAF固定時で約4.2コマ/秒とライバル機と比べると、さほど速くはありません。

また、連写はJPEGでもRAWでも4.2コマ/秒で、ライバル機と比べて、早くありません。

最大の不満点、レンズが少なすぎる

EF-Mレンズラインナップの貧弱さはまだまだ解消されていません。レンズはマウントアダプターを除けば4本(単焦点1本、ズーム3本)と増えていません。いちおう、一通りの焦点域はカバーできているといえるものの、ライバル機種と比べて不満が残るラインナップです。

すでにキヤノンのレンズを多数保有していて、それをミラーレスで使いたいということでなければ、まだまだライバル機とは差があります。

他サイトのレビュー

デジカメウォッチ 新製品レビュー:キヤノンEOS M3(実写編) 新開発2,420万画素センサーの実力をチェック(2015/04/20)

製品仕様

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