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キヤノン「Canon RF 24-105mm f/4L IS USM」 − コンパクトではないが、光学性能に優れた静かなレンズ

2018年10月9日

キヤノン「Canon RF 24-105mm f/4L IS USM」

ePHOTOzineに、キヤノンのEOS Rのレンズキットに付属する標準ズーム「RF24-105mm F4L IS USM」のレビューが掲載されていますので、抄訳を紹介します。

 

【ビルドクオリティ】

  • 外装は防塵防滴で、よく仕上げられている。フロントとリアのレンズには、水や埃を防ぐためのフッ素コーティングが施されている
  • フード下にコントロールリングがあり、シャッターボタンが半押しのときに、これが絞りリングに変わる。これはカメラ側のコントロールを使うよりも、振動を抑えることができ、これは動画撮影時には便利な機能だ。また、このダイヤルはクリックストックがあり、とても滑らかに動く。
  •  マニュアルフォーカスリングは電子式だ。目盛はないが、MFモードではEVFと背面ディスプレイにスケールが表示される。最短撮影距離は0.45mで倍率は0.24倍と、そこそこ寄れる。
  • ズームリングは手前側が細くなる段があって、これは手の感触でリングを判別できるメリットがある。シンプルな構造だが、これは便利だ。

【光学性能】

  • 24mmでは、f/4 から f/11で中央解像度は「excellent」、f/16 から f/22で「very good」だ。隅は、f/4は「very good」、f/5.6からf/8で「excellent」だ。
MTF50チャート(24mm)
MTF50チャート(24mm)
  • 35mmでは、中央の解像力は、f/4 から f/8で「excellent」、f/11 から f/16で「very good」だ。隅では、f/4からf/16で「very good」だ。
MTF50チャート(35mm)
MTF50チャート(35mm)
  • 70mmも、35mmと似たパフォーマンスで、中央の解像度は、f/4 から f/11で「excellent」、隅ではf/4 からf/16で「very good」だ。
MTF50チャート(70mm)
MTF50チャート(70mm)

105mmでは、中央の解像力は依然として良好で,f/4 から f/11で「excellent」だ。隅のパフォーマンスは崩れ始め、f/4では「fair」(そこそこ)にしかならないが、f/5.6では「good」に、f/8 から f/11では「very good」に改善する。

MTF50チャート(105mm)
MTF50チャート(105mm)
  • 色収差は、中央では全く問題にならないが、隅では目立つ。とはいえカメラやソフトウェア側で補正できる。
  • 歪曲は、自動補正をオフにすると、24mmで-2.53%の樽型だ。35mmでは+0.89%の糸巻きで、70mmでは+1.72%、105mmでは+1.96%となる。
  • ボケは、ハイライトも円形で、非常に滑らかだ。
  •  逆光性能は、極端なシチュエーションではコントラストの低下が見られるが、耐性は十分な性能な。
  • 周辺減光は、24mmで-2.4EV、35mmで-1.6EV、70mmで-0.8EV、105mmで-1.9EVだ。
  • 手ブレ補正は公称で5段分とうたわれているが、テストでもこの効果が確認できた。

【総評】

  • RF24-105mm F4L IS の性能は申し分なく、価格も適切だ。一眼レフのレンズと比べて、大きさと重さはさほど変わっていないため、アドバンテージとしては、静音性と手ぶれ補正があるだろう。
  • (良い点)素晴らしい解像力、色収差が少ない、滑らかなボケ、防塵防滴で優れたビルドクオリティ、素晴らしいエルゴノミクス、静かでスムーズなAF、手ブレ補正
  • (悪い点)隅の色収差、歪曲