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オリンパス「M.ZUIKO ED 17mm F1.2 PRO」 − 価格は高いが光学性能は完璧なレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

基本スペック

メーカー OLYMPUS
名称 M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
発売年 2018年1月
対応マウント
対応センサーサイズ マイクロフォーサーズ
オートフォーカス
(駆動系)
AF/MF
F値 F1.2 ~ 16
焦点距離
(35mm判換算)
34mm
画角 65°
レンズ構成 11群15枚
絞り羽枚数 9枚(円形絞り)
防塵・防滴処理
手ぶれ補正機構
最短撮影距離 0.2m
最大撮影倍率 0.15倍(35mm判換算0.3倍相当)
フィルター径 Ø62mm
最大径と長さ
(レンズキャップを含まない)
Ø68.2×87mm
重さ 390g

MTFチャート

レンズ構成図

 

レビュー(海外の評価)

Lenstipがオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」のレビューを掲載していますので、抄訳を紹介します。

【ビルドクオリティ・使い勝手】

        

  • 優れたビルドクオリティと光学設計が関係し、サイズの大きいレンズとなっている。
  • 表記によると製造国はベトナムだ(45mm F1.2は日本製)。
  • 鏡筒は総金属製だ。フォーカスリングは32mm幅で、滑らに動作し適度な抵抗感がある。。回転角は全長で100度だ。
  • 付属品はレンズキャップとフードのみ。この価格設定でケースやポーチが付属しないのは残念だ。
  • オートフォーカスはピント全域を0.3秒以下で移動するため、優れた性能だ。

【光学性能】   

  • E-M5 Mark IIのRAWファイルによる解像力テストの結果。
    • このようなレンズでの基準値は48-50lpmmで、優れた単焦点では85lpmmとなることもある。
    • 今のところ最高スコアは「Leica DG 200 mm f/2.8 POWER O.I.S.」の91lpmm、「M.Zuiko Digital ED 45 mm f/1.2 PRO」の96lpmmなどがある。
    • このレンズの最高値は中央で98.6 ±0.9 lpmmにも達し、レコードを更新している。
    • フレーム周辺部も優れた解像性能で、絞り開放から60lpmmオーバー。F2.8では最高で72lpmmに達する。
  • 大口径レンズでは軸上色収差に課題があることが多い。しかし、このレンズはほぼ完全に補正がされていて、そのような問題がない。
  • 倍率色収差も、とても低く問題はないといえる。絞り開放で0.05%、絞ると0.07%程度だ。
  • 歪曲はJPEGで0.15%と低く、ソフトウェアで良く補正されている。だが、RAWは樽型の歪曲が視認でき、ー3.46%と大きな数値だ。
  • コマ収差はよく補正されている。絞り開放の四隅ではやや目立つが、1段絞れば問題ない。
  • 非点収差は低い数値(平均値 6.7%)だ。
  • 周辺減光は絞り開放でー1.32EV、F1.4で-1.09EVだ。F5.6まで絞ればほぼ解消する。
  • 逆光耐性は絞り開放付近では問題ない。しかし、絞ると多くのゴーストが発生する。

【総評】

  • このレンズは完璧なクオリティのレンズと言えるだろう。45mm F1.2と同様に、優れた光学性能で、レコードをブレイクしている。けっして安いレンズではないが、パフォーマンスの高さは顕著だ。
  • (長所)頑丈で防塵防滴の金属鏡筒、素晴らしい中央画質、良好な周辺画質、倍率色収差が小さい、周辺減光がライバルよりも小さい、非点収差が小さい、高速かつ静音なAF
  • (短所)RAWで目立つ歪曲収差、逆光耐性、価格が高い

作例

参考サイト