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パナソニック「GH5S」の高感度性能はフルサイズ機を上回る

2018年2月17日

海外のレビューサイトImaging ResourceにGH5Sの高感度性能に関するレビュー記事が掲載されています。気になるところを要約します。

Imaging Resource
Field Test Part I: Is the GH5S the new low-light king?

Canon 1DX Mark II との比較(動画)

  • フルサイズのCanon 1DX Mark II の動画との比較では、ISO12800ではGH5でも明らかに1D X Mark II よりも良好だったが、GH5Sは次元の違うレベル。GH5Sはまったくといっていいほどノイズが見られず、ISO400かISO800と同等レベルのノイズの少なさ。
  • ISO25600でも、GH5Sの動画はノイズが少なく、キレイで、感銘を受ける。ISO51200では、GH5Sは1D X Mark II のISO12800と同等のノイズとなり、許容範囲ではあるもののキレイとはいえない。ISO102400と204800はあまりオススメできない。

Sony α7S II との比較(スチル)

  • α7S IIのスチルの画像とGH5Sの動画切り出し画像で画質の比較をした。(α7S II はこれまで動画の高感度テストを行っていないため)。
  • こういったテストをする場合、一般的にはスチルの方が動画よりも良好な画質となる傾向があるも、その結果には驚かされた。
  • 私見では、ISO12800と25600において、色再現、ディテールの描写、ノイズコントロールGH5Sがα7S II よりも優れていた
  • ISO51200では、GH5Sはディテールが失われ、色再現も不明瞭になる。α7S II はディテールは保持しているものの、いくらか極端なノイズがある。どちらのカメラも、許容可能なISOのピークは25,600と考える
  • α7S II は高感度性能のために設計されたフルサイズセンサーを搭載している。それよりもずっと小さいセンサーのGH5Sが、高感度性能でα7S II を打ち負かしている。GH5Sが「新しい高感度の王様(キング)」だということに反論するのは難しいだろう。

まとめ

パナソニックGH5Sの高感度は、動画ではキヤノン 1D X Mark II を完全に打ち負かし、α7S II をも上回る性能のようです。とはいえ、フルサイズセンサーはマイクロフォーサーズよりも面積比で約4倍もあり、画素数でいえばα7S II(12.2MP)とGH5S(10.2MP)はそこまで差がありません。画素ピッチでは圧倒的にα7S II が有利なはずです。

したがって、センサーの低画素化だけではなく、GH5Sは4:2:2 10bitであることと、デュアルネイティブISO(※)を搭載しているためと思われます。

※デュアルネイティブISO:デュアルゲインセンサーのビデオ用語。低感度時にダイナミックレンジを最大化する読み出し回路と、高感度時にダイナミックレンジを犠牲にしてノイズを最小限に抑える読み出し回路の、2つの読み出し回路を備えたもの。