PRリンク

パナソニックが「GH5S」を1月25日に発売!高感度に強いビデオグラファー向けミラーレス

2018年2月17日

パナソニックがGH5の派生モデルとして、「GH5S」を発売します。特徴としては、画素数を抑える代わりに低照度時の性能を重視したソニーのフルサイズセンサーのα7S II のようなカメラで、同コンセプトのそれのマイクロフォーサーズ版といった感じ。20.3MPセンサーを採用するGH5から画素数を少なくして、高感度性能を向上させています。

どんなカメラなの?

  • GH5はスチルも動画もいける万能フラッグシップ、GH5Sは動画と天体写真など「低照度撮影」に焦点を絞ったニッチなカメラ
  • 10.2MPの控えめな画素数+デュアルネイティブISOテクノロジー=高感度にめちゃくちゃ強い
  • アスペクトを変更しても装着レンズの画角が変わらないマルチアスペクトに対応
  • ミラーレス一眼では世界で初めてCinema4K/60p動画記録が可能
  • 4K HDR動画記録に加え、V-LogLも標準搭載
  • プロユースを意識して手ぶれ補正は非搭載

2018年1月25日から発売、価格は約30万円

日本での発売は 1月25日で、価格はオープンとなっておりますが、すでに一部の店舗では予約を受け付けており、実勢価格は30万円弱になりそうです。

  GH5s GH5
メーカー Panasonic Panasonic
発売日 2018年1月25日 2017年3月23日
参考価格
(ボディのみ)
30万円前後 23万円前後
キットレンズ    

ボディサイズはGH5と同じ

 

GH5S

見た目はほぼGH5と同じです。違いは、機種名に「S」が赤字であること、ボタンの色がちょっと違うことぐらいしか見当たりません。ボディ外寸はGH5とに同じ鋳型と予想されます。ですが、GH5よりちょっとだけ軽くなってます。

また、GH5と同じく、防塵防滴仕様。スロットはSDのデュアルで、両スロットともUHS-II対応。GH5は1スロットのみでした。

別売アクセサリーのバッテリーグリップ「DMW-BGGH5」、XLRマイクロホンアダプター「DMW-XLR1」に対応し、プロのビデオグラファーの使用にも向きそう。

  GH5S GH5
防塵防滴
(-10°C 〜 40°C)
バッテリー DMW-BLF19
(1860mAh)
DMW-BLF19
(1860mAh)
撮影枚数(CIPA基準) 440枚 モニター時:410枚
ファインダー時:400枚
USB充電
対応記録メディア SD×2
(両スロット UHS-II対応)
SD×2
(スロット1のみUHS-II対応)
重さ
(バッテリー、記録メディア含む)
660 g 725 g
重さ
(本体のみ)
  645 g
サイズ
(幅x高さx奥行き)
139 x 98 x 87mm 139 x 98 x 87 mm

有効画素数は10.2MPのマルチアスペクトセンサーを搭載、手ぶれ補正は非搭載

センサーの有効画素数は1,020万画素とあえて低画素とすることで、高感度性能を向上。さらに、「デュアルネイティブISOテクノロジー」の採用により、GH5と比べて約2.4倍に感度が向上、25%のノイズ減少、1.5段分のS/N比向上など高感度画質がめちゃくちゃ高くなっています。

※デュアルネイティブISOテクノロジーとは、各画素のゲインアンプ前段に「低ISO回路」と「低ノイズ回路」の2系統を備える、という仕組みらしいのですが、(意味が半分くらいしかわかりませんが)とにかく撮影画像の高感度ノイズを低減できるそうで、プロ用ビデオカメラの技術から転用したそうです。

最高ISO感度は標準で51,200、拡張で204,800です。1,240万画素でフルサイズセンサーを搭載したソニーのα7S II は「最高感度が常用で102400、拡張で409,600」ですので、さすがにフルサイズセンサーには及ばないものの、マイクロフォーサーズではもちろん最高スペックです。

また、マルチアスペクトに対応。これはイメージサークルを上回るサイズを持つイメージセンサーを搭載することで通常の「4:3」のほか「3:2」、「16:9」、「Cinema4K(17:9)」で同じ画角を得られる仕組み。GHシリーズでは「LUMIX GH2」以来の登場とのこと。

なお、ボディ内手ブレ補正機構は搭載されておりません。プロユース向けなのでジンバルの使用を前提にしているため、と説明されています。なんでも、ボディ内手ぶれ補正は欠点として、自動車走行時のGや音楽ライブの重低音などにより映像が揺れてしまうケースがあるので、それに配慮したとのこと。アマチュアが気軽に動画を撮ることは、あまり想定されていないようです。

  GH5S GH5
有効画素数 1,020万画素 2,033万画素
センサータイプ 4/3型Live MOS 4/3型Live MOS
センサーサイズ マイクロフォーサーズ
(17.3 × 13 mm)
マイクロフォーサーズ
(17.3 × 13 mm)
ISO感度 160-51,200
(拡張 80-204,800)
200-25,600
(拡張 100-25,600)
ローパスレス  −
手ぶれ補正  なし
(5軸 5.0段)
画像処理プロセッサ  ヴィーナスエンジン10  ヴィーナスエンジン
その他  GH5の約1.3倍の高速読み出し  

AF性能はGH5とほぼ同じも、低照度に対応

AF機能は、GH5と同じくコントラスト検出式による空間認識(DFD)AF。位相差AFと比べると爆速というほどではないものの、測距範囲は低照度の-5EVに対応し、暗い場所でもAFが機能しやすくなっています(GH5は-4EV)。

連写は、フル画素の14bit RAWで最高約10コマ/秒(AFS/MF)、約7コマ/秒(AFC/AFF)。12bit RAWで最高約12コマ/秒(AFS/MF)、約8コマ/秒(AFC/AFF)。いずれの場合も60コマまで連続撮影できます。アクションシーンなどを撮影するにはバッファがちょっと少なめですかね。ただ、4K PHOTO機能は60コマ/秒、30コマ/秒のどちらも連続撮影可能枚数は無制限です。 

また、「G9 PRO」から搭載されている人体認識も加わり、被写体の人物が後ろや横を向いていてもピントを合わせてくれます。

  GH5s GH5
AF方式   コントラストAF(DFD)
AF測距点  225点 225点
測距範囲  EV -5~18   EV -4~18
シャッタースピード
(メカシャッター)
1/8,000〜60秒 1/8,000〜60秒
シャッタースピード
(電子シャッター)
1/16,000〜60秒 1/16,000〜60秒
電子先幕シャッター  ◯
フラッシュ同調速度 1/250秒以下 1/250秒以下
連続撮影コマ数
(メカシャッター)
 9コマ/秒(AF追従)
12コマ/秒(AF固定)
9コマ/秒(AF追従)
12コマ/秒(AF固定)
連続撮影コマ数
(電子シャッター)
   
連続撮影バッファ RAWなし:600枚
RAWあり: 60枚 
RAWなし:600枚
RAWあり: 60枚
シャッター耐久回数   約20万回
その他  人体認識  

背面モニター・ファインダーもGH5と同じか?

背面モニター

  GH5s GH5
画面サイズ 3.2 インチ 3.2 インチ
ドット数 162万ドット 162万ドット
可動式モニタ バリアングル バリアングル
タッチ操作

ファインダー

  GH5s GH5
ファインダー EVF EVF
ドット数 368万ドット 有機EL 368万ドット 有機EL
ファインダー視野率
(上下/左右)
100% / 100% 100% / 100%
ファインダー倍率
(35mm換算)
 0.76倍   0.76倍
最高フレームレート  120fps  

動画

GH5からいくつかパワーアップしています。

  • Cinema4K/60fps
  • 4:2:2 10bit Cinema4K/30p
  • V-LOGを標準で搭載(GH5は別売)
  • スローモーション 240fps (FullHD)
  • GH5同様に時間無制限で動画記録が可能
  • 業務用カメラなど複数機器とのタイムコード同期にも対応

インターフェース

  GH5s GH5
映像/音声出力
・デジタル端子
USB 3.1 USB3.1
外部マイク入力端子 φ3.5mm φ3.5mm
HDMI Type A Type A
Wi-Fi
Buletuooth
NFC  
GPS
電子水準器
内蔵フラッシュ
その他    

サンプル動画

 

 まとめ

日本での発表はまだ先のようですが、パナソニックのミラーレスは動画撮影に力を入れており、既に定評があるGH5と双璧になりそうな実力の高感度カメラになりそうです。ビデオグラファーには注目のカメラになりそうです。

作例・サンプル画像

  • 公式
  • フォトヨドバシ
  • KASYAPA
  • BigPhotoStyle

画像引用:パナソニック