Panasonic「LUMIX GX7 Mark III」を徹底レビュー – ストリートフォトが捗りそうなミラーレス一眼

Panasonic「LUMIX GX7 Mark III」を徹底レビュー – ストリートフォトが捗りそうなミラーレス一眼

どんなカメラなの?

  • 2000万画素LiveMOSセンサー ローパスレス
  • 連写時における動体AF性能の進化
  • -4EVまで対応したローライトAFを搭載
  • 動画撮影時のAF追従性能 GH5シリーズのAF追従アルゴリズムを継承
  • フル画素メカシャッター・約9コマ/秒の高速連写
  • 新モノクロームモード 「L.モノクロームD」搭載
  • 4Kフォトの写真選択の手間を大きく軽減できる「オートマーキング」
  • チルト式EVF
  • 露出補正ダイアルの搭載
  • フォーカスモードレバーの搭載
  • 3.0型 約124万ドット チルト式タッチモニター
  • Bluetooth 4.2 (BLE : Bluetooth Low Energy) 
  • リモート優先で、物理ダイアルに関係無く遠隔でカメラの設定を変更できる

基本情報

 キットレンズには2種類が用意されています。標準ズームレンズ(LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.)、単焦点レンズ(LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.)がそれぞれ付属するものから選択できます。万能なのは標準ズームレンズですが、ポートレートなどで背景をボカした写真が撮りたいのであれば、単焦点レンズがおすすめです。

 

   

 

  GX7 Mark III
メーカー Panasonic
レンズマウント マイクロフォーサーズ
発売日 2018年3月15日
参考価格
(ボディのみ)
– 本体のみ
10万円前後
– 本体 + 標準ズーム
11万円前後
– 本体 + 単焦点レンズ
14万円前後
キットレンズ – 標準ズーム
12-32mm F3.5-5.6
– 単焦点ライカ
DG 15mm F1.7

デザイン・操作性

全体的なデザインは旧モデルと同じです。GX8と比べて防塵防滴仕様ではありません。450gの重量は、ファインダーを搭載したモデルにしては軽い方です。

LUMIX GX7 Mark III

変更箇所としては、露出補正ダイヤルが追加されたこと。モードボタンと同軸に据え付けられているもので、GX8に似た操作感に。

また、旧モデルにはなかったフォーカスレバーが追加されいて、風景などの静止物ならAF-S、動く被写体ならAF-Cといった感じで軽快に切替が可能です。

大型のレンズを装着した場合を考慮して別売ぼハンドグリップ「DMW-HGR2」に対応しています。本体と同じ質感の革調素材を使用しており、ホールド性が上がります。

 
  GX7 Mark III
防塵・防滴
撮影枚数(CIPA基準) 250枚(ファインダー時)
260枚(モニター時)
USB充電
対応記録メディア SD×1
(UHS-I対応)
重さ
(バッテリー、記録メディア含む)
450g
重さ
(本体のみ)
407g
サイズ
(幅x高さx奥行き)
124 × 72 × 47 mm

画質とスピード

イメージセンサーは、ローパスレスフィルターレスの4/3型2,030万画素 Live MOS。スペック的には、上位モデルのLUMIX G9 PROと同じになります。

5軸ボディ内補正と2軸レンズ内補正を組み合わせた手ブレ補正機構も搭載しますが、LUMIX G9 PROとは違って望遠域の補正を強化するDual I.S.2には対応していません。

  GX7 Mark III
有効画素数 2030 万画素
センサータイプ 4/3型 Live MOS
センサーサイズ マイクロフォーサーズ
(17.3 × 13 mm)
ISO感度
(拡張感度)
200 ~ 25600
(100)
ローパスレス
ボディ手ぶれ補正
(最大補正効果)

(5軸 4.0段分)
画像処理プロセッサ ヴィーナスエンジン
アスペクト比 – 4:3
– 3:2
– 16:9
– 1:1
その他  

イメージセンサー・画像処理

オートフォーカスは、コントラストAF。連射性能が旧モデルからわずかに向上し、GX8と比べてシャッターショックが80%低減していると言われています。

  GX7 Mark III
AF方式 コントラストAF
AF測距点
(コントラスト)
49点
測距範囲 EV -4~18
シャッタースピード
(メカシャッター)
1/4000~60秒
電子シャッター
(サイレントモード)
1/16000〜60秒
フラッシュ同調速度 1/200 秒
最大連写とバッファ
(メカシャッター)
– 6.0コマ/秒(AF追従)
– 9.0コマ/秒(AF固定)
最大連写とバッファ
(電子シャッター)
– 6.0コマ/秒(AF追従)
– 9.0コマ/秒(AF固定)
連続撮影バッファ RAW:30枚
JPEG:100枚
AFフレーム – 顔・瞳認識
– 追尾
– 49点
– 1点
– ピンポイント
– カスタムマルチ
– ローライトAF
– 星空AF
その他 – 4K連写
– 4K連写(S/S)
– 4Kプリ連写: 30コマ/秒

オートフォーカス・連写

4Kフォトに機能が追加されていて、一連の写真に自動でマーカーが付くようになってます。これにより、煩わしかった撮影後の画像選びを簡単になりそうです。マーカーが付く画像の基準を「動き優先」「顔優先」「おまかせ」から選択してつかいます。例えば「動き優先」にすると鳥が飛び立つ瞬間のコマに、「顔優先」だと人が振り向いたコマにマーカが付くとのこと。

4Kフォトで撮影した一連の画像から、選択した部分を軌跡として1枚の画像にする「軌跡合成」も楽しそうな機能です。

フォトスタイル

フォトスタイルの一つとして、「L.モノクロームD」が追加されました。従来の「L.モノクローム」から、ハイライトとシャドウを強調しつつも、絶妙にディテールを残した表現とのこと。さらに、フィルムの粒状を再現した「粒状」というパラメーター設定できるようになり、モノクロ表現が一段と多彩になってます。映画のような粒状感があり、新しいグレインエフェクト機能を持っています。

  GX7 Mark III
測光範囲 EV 0~18
露出補正 ±5 EV
フィルタ 22種類
– ポップ
– レトロ
– オールドデイズ
– ハイキー
– ローキー
– セピア
– モノクローム
– ダイナミックモノクローム
– ラフモノクローム
– シルキーモノクローム
– インプレッシブアート
– ハイダイナミック
– クロスプロセス
– トイフォト
– トイポップ
– ブリーチバイパス
– ジオラマ
– ソフトフォーカス
– ファンタジー
– クロスフィルター
– ワンポイントカラー
– サンシャイン
HDR撮影
多重露光
ボディ内RAW現像
インターバル撮影
タイプラプス動画
ブラケット – AE
– 絞り
– フォーカス
– ホワイトバランス
その他  

ファインダー・背面モニター

 

 

ファインダー

ファインダーは、上方向にチルトするため、ローアングル撮影などでもファインダーが覗けます。ただし、アイカップも覗きながらカメラを安定させるためには別売りアイカップ「DMC-EC5」が推奨されます。

  GX7 Mark III
ファインダー EVF
ドット数 276万ドット 液晶
ファインダー視野率(上下/左右) 100 x 100
ファインダー倍率 (35mm換算) 1.39倍(0.7倍)
アイポイント 17.5mm
その他 チルト式

背面モニター

背面モニターは、チルト式で、3インチの124万ドットに精細化されています。

  GX7 Mark III
画面サイズ 3.0型
ドット数 124万ドット 液晶モニター
可動式モニタ チルト
タッチ操作

動画

  GX7 Mark III
動画記録 MP4
AVCHD Progressive
AVCHD

音声記録
MP4:AAC(2ch)
AVCHD:Dolby Audio(2ch)

4K 30p 100Mbps
Full HD 60p 28Mbps
HD 30p 10Mbps
外部出力
その他  
   

インターフェース

新たに「Bleutooth LE機能」が搭載されているところが特筆です。これはカメラとスマートフォンがBluetoothで常時接続され、スマートフォン側から電源ON/OFFもスマーフォンなどカメラをリモート操作したり、撮影した写真がスマートフォンに自動で転送されるようになるもの。また、ジオタグ(位置情報データ)の自動転送もBluetooth経由で常時行われるようになります。

  GX7 Mark III
映像/音声出力・デジタル端子 USB 2.0 Micro-B
外部マイク入力端子
HDMI micro TypeD
Wi-Fi
Buletuooth
(Ver 4.2)
電子水準器
ホットシュー
内蔵フラッシュ
(GN 6.0)
その他 Bleutooth LE機能

 

作例・サンプル画像

  • 公式
  • フォトヨドバシ
  • KASYAPA
  • BigPhotoStyle

画像引用:Panasonic