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FUJIFILM「X-A5」と「X-A3」を比較してわかった10の違い

2018年5月10日

「FUJIFILM X-A5」は富士フイルムから2018年1月31日に発売されたエントリーモデルのミラーレス一眼です。ここでは、2016年11月10日に発売された旧モデル「FUJIFILM X-A3」とスペックを比較、どういった改良がされているか比較してみました。

変わっていないところ

  • 解像度(24万画素)
  • タッチ式チルトモニター(3インチ104万ドット)
  • 最高6コマ/秒の連写撮影
  • シャッタースピード(メカシャッター 最大1/4000秒、電子シャッター 1/32000)
  • ポップアップ式の内蔵フラッシュ
  • フィルムシミュレーションモード

更新されたイメージセンサー

X-A5 と X-A3 はともに24MPのイメージセンサーを搭載していますが、画像処理エンジンの処理速度が1.5倍に向上しています。

これはスペック上には表れてきませんが、富士フイルムによると、オート撮影時のシーン認識精度、肌色再現、色再現性がX-A3を上回っているとのことです。

  X-A5 X-A3
有効画素数 2420万画素 2420万画素
センサータイプ ベイヤー方式CMOS ベイヤー方式CMOS
センサーサイズ APS-C
(23.6 × 15.6 mm)
APS-C
(23.6 × 15.6 mm)
ISO感度
(拡張感度)
200~12800
(100/25600/51200)
200~6400
(100/12800/25600)
ローパスレス
ボディ手ぶれ補正
(最大補正効果)
アスペクト比 – 3:2
– 16:9
– 1:1
– 3:2
– 16:9
– 1:1
その他    

オートフォーカスが「位相差AF」に改良された

X-A5 のAFは、「コントラストAF」と「位相差AF」のハイブリット方式です。X-A3 は「コントラストAF」でしたので、X-A5ではより高速な「位相差AF」へと改良されています。

富士フイルムによると、位相差AFと新しいプロセッサにより、オートフォーカスの速度は2倍に向上したとのことです。風景を撮るだけであれば差は生じませんが、子供や動物などの動いている被写体にも高速なピント合わせるときに効果を発揮します。

また、「電子シャッター」にも対応しています。これの利点は、シャッター音をOFFにしてサイレント撮影ができることです。式場など緊張感あるシーンでも気にせず撮影に集中できます。

  X-A5 X-A3
AF方式 コントラストAF+
像面位相差AF
コントラストAF
シャッタースピード
(メカシャッター)
1/4000〜30秒 1/4000〜30秒
電子シャッター
(サイレントモード)
1/32000〜30秒 1/32000〜1秒
電子先幕シャッター
フラッシュ同調速度 1/180秒以下 1/180秒以下
最大連写とバッファ – 6.0コマ/秒
(JPEGは10コマまで)
– 3.0コマ/秒
(JPEGは50コマまで)
– 6.0コマ/秒
(JPEGは10コマまで)
– 3.0コマ/秒
(JPEGは50コマまで)
その他    

新しくなったキットレンズ

X-A5に付属するキットレンズは、新しく電動ズーム式となった「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」に変更されました。ズーム操作が指先ひとつで行えるので、初心者には扱いやすいと思います。5cmまでの接写が可能で、料理や小物などのグッと寄った撮影にも適しています。

X-A3は、旧型のレンズである「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」が付属します。

  X-A5 X-A3
メーカー FUJIFILM FUJIFILM
レンズマウント Xマウント Xマウント
発売日 2018年2月22日 2016年11月10日
参考価格
(ボディのみ)
– 本体のみ
55,000円前後
– 本体 + 標準ズーム
75,000円前後
– 本体のみ
50,000円前後
– 本体 + 標準ズーム
70,000円前後
キットレンズ – 標準ズーム
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
– 標準ズーム
XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II

4K動画やスローモーション、4Kタイムラプスに対応

動画撮影は、X-A3はフルHDまででしたが、X-A5は4K動画にも対応しました。また、ハイスピード動画にも対応しました。HD(1280×720)動画を1.6倍、2倍、3.3倍、4倍でスローモーション動画が撮影できます。

しかし、4K動画のフレームレートが15pまでとカクカクになりやすいうえ、記録時間も5分までなところはちょっと残念です。Full HDの性能ですと、どちらも60p 14分までと同じ性能です。

  X-A5 X-A3
記録方式 MOV MOV:リニアPCM
圧縮方式 リニアPCM H.264準拠
4K UHD 15p 5分まで
Full HD 60p 14分まで 60p 14分まで
HD 60p 27分まで 60p 27分まで
ハイスピード動画 HD 1.6x/2x/3.3x/4x  

 バッテリー性能が少しだけ長くなった

どちらも機種もバッテリーは「NP-W126S」という型です。ですが、撮影可能枚数は、X-A3が410枚で、X-A5は450枚と少しだけ改善しています。  

  X-A5 X-A3
防塵防滴
バッテリー NP-W126S NP-W126S
撮影枚数(CIPA基準) 450枚 410枚
USB充電
対応記録メディア SD×1
(UHS-I対応)
SD×1
(UHS-I対応)
重さ
(バッテリー、記録メディア含む)
361g 339g
重さ
(本体のみ)
311g 290g
サイズ
(幅x高さx奥行き)
117×68×40mm 117× 67×40mm

アドバンストフィルターが充実

X-A5から「アドバンストフィルター」には、「霞除去」と「HDR(ハイダイナミックレンジ)アート」が追加されて、合計12種類になりました。これによりより多彩な写真が楽しめます。

X-A5

  X-A5 X-A3
測光方式 TTL256分割測光 TTL256分割測光
露出補正 -5.0EV~+5.0EV -3.0EV~+3.0EV
フィルタ 12種類
– トイカメラ
– ミニチュア
– ポップカラー
– ハイキー
– ローキー
– ダイナミックトーン
– 魚眼
– ソフトフォーカス
– クロススクリーン
– パートカラー
霞除去
– HDRアート
10種類
– トイカメラ
– ミニチュア
– ポップカラー
– ハイキー
– ローキー
– ダイナミックトーン
– 魚眼
– ソフトフォーカス
– クロススクリーン
– パートカラー
多重露光
ボディ内RAW現像
インターバル撮影
ブラケット ・AE
・フィルムシュミレーション
・DR
・ISO
・WB
・AE
・フィルムシュミレーション
・DR
・ISO
・WB
その他    

「4K 連写」と「マルチフォーカス」の機能が追加

X-A5には、「4K 連写」という高速連写した中から静止画を切り出す機能が追加されています。パナソニックのミラーレス一眼に搭載されているものと同じような機能です。4K動画の最大フレームレートである15コマ/秒の連写撮影の中から、お気に入りの一枚を抽出できます。出力ファイルはJPGになります。

もう一つ「マルチフォーカスモード」というのもあります。これは4Kの写真を組み合わせて、被写界深度の異なる画像を合成するものです。これも出力はJPGで、特にマクロ撮影に便利な機能です。

Bluetoothに対応

「X-A5」から新たにBluetoothに対応しました。これにより、撮影した写真を簡単にスマートフォンに自動転送できるので、SNSでシェアするのが楽ちんです。

X-A5

  X-A5 X-A3
映像/音声出力・デジタル端子 USB 2.0 Micro-B USB 2.0 Micro-B
外部マイク入力端子
HDMI Type D Type D
Wi-Fi
Buletuooth
(Ver 4.1)
電子水準器
ホットシュー  
内蔵フラッシュ
(GN 4.0)

(GN 5.0)
その他    

内蔵フラッシュの「ガイドナンバー」と「マイク/リモートレリーズ端子」

どちらもポップアップ式の内蔵フラッシュが付属していますが、X-A3のほうが少し高いガイドナンバー(5.0)となっています。また、X-A5のフラッシュスイッチの下には、マイクまたはリモートレリーズ用の新しい2.5mm端子が追加されています。

操作性がちょっとだけ変わった

X-A3には「フォーカスモード切換レバー」がありましたが、X-A5ではこれが省略されています。代わりにタッチスクリーン上のバーチャルフォーカスセレクタに置き換えられています。

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X-A5

X-A3

画像引用:FUJIFILM