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世界報道写真展の受賞作品からみる、最も報道写真に使われたカメラとは?

「WORLD PRESS PHOTO(世界報道写真展)」は、権威ある報道写真のコンテストです。

2018年(第61回)のコンテストでは、4,548人の写真家から73,044作品の応募があり、42人の写真家が賞を授与されています。スペインの有名カメラサイトPHOTOLARIが受賞作品のうちカメラ情報が判明しているものについて、使用機材のデータを掲載しています。その結果からわかる、報道カメラマンに使われているカメラの情報が興味深かったので、一部を紹介します。

約5割がニコン、3割がキヤノンが占める

約5割がニコン、3割がキヤノン、と2強がほとんどを独占しています。富士フイルムやソニーなどのミラーレス一眼も含まれますが、1割にも満ちません。DJIはドローン用のカメラと思われます。オリンパスとパナソニックのマイクロ・フォーサーズ郡はデータには登場しません。

  

上位10位までをNikonとCanonが独占

受賞作品のうち最も多く使われた機材は、「Nikon D5」、「Nikon 810」、「Canon EOS 5D Mark III」がそれぞれ11作品となっており、ニコンの強さがうかがい知れます。報道写真となると、いつでもどんな過酷な環境でも撮影できるよう防塵防滴が重視されますし、耐用力という意味でバッテリー性能も重要になってきますから、一眼レフの優位性が発揮されているのだと思います。

8割が一眼レフ、ミラーレス一眼は1割

機材の種類別にみると、83.5%が一眼レフ、11.3%がミラーレス一眼という結果になります。とはいえ、ミラーレス一眼も最近はバッテリー性能も上がってきていますし、小型で軽量という取り回しの良さではメリットも大きいことから、今後は徐々に盛り返していくのではないかと思います。