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SAMYANG「AF 35mm f/2.8 FE」 ー 純正に近い解像性能、軽くてコスパの良いレンズ

2018年10月1日

基本スペック

メーカー SAMYANG
名称 AF 35mm F2.8 FE
発売日 2017年
対応マウント FEマウント
オートフォーカス AF/MF
F値 F2.8 ~ 22
焦点距離(35mm判換算) 24mm
レンズ構成 7群6枚
絞り羽枚数 7枚
防滴処理
手ぶれ補正機構
最短撮影距離 0.24m
最大撮影倍率 0.13倍
フィルター径 Φ49.0mm
最大径 Φ61.8
長さ 33mm
重さ(本体のみ) 85g

レビュー

Lenstipsにレンズのレビューを掲載していますので、抄訳を紹介します。

【ビルドクオリティ】

  • レンズは85gと非常に軽く、素晴らしく小さい。本体はほぼプラスチック製で、レンズマウントは金属製だ。防塵防滴ではない。
  • フォーカスリングは電子制御式で、正確なフォーカシングができる。被写界深度指標やピント距離表示はない。

【解像性能】

  • 中央の解像性能は、絞り開放から既に52lpmmを超える良好な性能だ。これはより高価な純正レンズ「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」を上回っている。F5でピーク解像となるが、それもSonnarを上回っている。
  • もちろん、驚くような解像性能ではないが、小型のF2.8のレンズにそれを期待するべきではない。より高価なライバルを上回るシャープネスであるというレベルだ。
  • フルフレームの隅の解像性能は、絞り開放で40lpmmを少し下回るが、F3.2で「良好」の基準値に届き、F3.5では48lpmmとなる。これはSonnarよりも15lpmmほど高い。

【収差・歪曲】

  • 軸上色収差はほとんど存在しない。絞り開放でわずかに確認できるが。実写で目立つことはまずないだろう。球面収差の影響は確認できない。
  • 歪曲はわずかな樽型で、これはSonnarと同程度である。
  • コマ収差はAPS-Cフレームで問題ないが、フルフレームの隅では目立つ。1段絞ることで大きく改善するが、それでもまだ残る。これはSonnarが優れているところだ。
  • 逆光耐性は平均的な結果だった。

【ボケ】

  • ボケはあまり感心しない。玉ボケに同心円状のリングが発生する。

【周辺減光】

  • フルフレームにおける周辺減光は良くない。絞り開放で2.91EVの減光が発生する。これはSonnarよりも悪い結果だ。

【オートフォーカス】

  • AFは静かで、まずまず高速だ。ピント距離の全域を移動するのに0.5〜0.6秒ほど。

【総評】

  • 「AF 35mm F2.8 FE」は、さまざまな面で、より高価なライバル「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」よりも優れている。鏡筒はやや不安になる造りだ。使用から数年間して同じ性能を維持するのは難しいかもしれない。
  • しかし、このレンズはα7シリーズよく似合う、小型で軽量で安価なレンズだ。Sonnarとの二択を迫られたときに、私ならばリスクを承知で本レンズを選ぶだろう。
  • 長所:とても良好な中央画質、APS-Cフレームの良好な画質、まずまず良好なフルフレーム端の画質、色収差が小さい、まずまずのオートフォーカス
  • 短所:鏡筒のビルドクオリティは高くない、大きな周辺減光

 

SAMYANG AF 35mm F2.8 FE 対応フィルターサイズに関して

ケンコー・トキナーより。

作例