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シグマ「シグマ 30mm F2.8 DN|Art 」 − 開放から良好なシャープネスのレンズだが、ボケが凡庸

2018年10月1日

基本スペック

メーカー SIGMA
名称 30mm F2.8 DN|Art
発売日 2013年
対応マウント マイクロフォーサーズ
Eマウント
オートフォーカス AF/MF
F値 F2.8 ~ 22
焦点距離(35mm判換算) 45mm
レンズ構成 5群7枚
絞り羽枚数 7枚 (円形絞り)
防滴処理
手ぶれ補正機構
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 1:8.1
フィルター径 Φ46mm
最大径 Φ60.8mm
長さ 40.5mm
重さ(本体のみ) 140g

MTFチャート

MTF(Modulation Transfer Function)は、レンズ性能を評価する尺度のひとつで、被写体の持つコントラストを像面上でどれだけ忠実に再現できるかを空間周波数特性として表したものです。図の横軸に像高(画面中心からの距離mm)をとり、縦軸にコントラスト値(最高値を1)を示したものです。

MTF曲線は、絞り開放時の空間周波数10本/mm(1ミリの中に白黒の組が10組)に対応する曲線を緑線で示しています。10本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)コントラストがよくヌケのよいレンズとなり、30本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)高解像度でシャープなレンズといえます。
また、S方向(サジタル方向:放射方向)とM方向(メリジオナル方向:円周方向)の特性が揃っているほど自然な描写が得られボケ味のよいレンズとなります。

レンズ構成

レビュー

Sony Alpha Blogがシグマ「30mm F2.8 DN|Art」のレビューを掲載していますので、抄訳を紹介します。

【ビルドクオリティ】

  • レンズはとても軽量コンパクトで、ストリートフォトに合っている。本体は、フォーカスリングを含めて金属製だ。

【描写性能】

  • 解像性能は、中央と四隅は、F2.8~F8まで「とても優れて」おり、F11から回折が始まる。
  • このカテゴリのレンズとしては良好な結果で、「30mm F1.4 DC DC」ではもっと優れているが、価格は2倍する。
  • 周辺減光は中程度だ。
  • 歪曲はわずかに知覚されるが、ごくわずかだ。
  • 色収差やフレアは見た目ではわからない程度だ。
  • ボケは中程度。玉ボケは四隅では楕円形となる。

【オートフォーカス】

  • AFは高速で静かである。

【総評】

  • 「30mm F2.8 DN|Art」は1万円台で買えるコストパフォーマンスの良いレンズだ。45mm相当の画角となり、半身のポートレートや屋外での撮影に適している。
  • 長所:絞り開放からとても良好なシャープネス、軽量でコンパクト、値段が安い、歪曲や周辺減光が少ない、高速なオートフォーカス
  • 短所:玉ボケの描写が凡庸

作例