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シグマ「35mm F1.4 DG HSM Art」 − 光学性能は素晴らしいがオートフォーカスに弱点あり

2018年10月1日

基本スペック

メーカー SIGMA
名称 35mm F1.4 DG HSM Art
発売日 2012年
対応マウント シグママウント
ソニーAマウント
ニコンマウント
ペンタックスマウント
キヤノンマウント
ソニー Eマウント
オートフォーカス AF/MF
F値 F1.4 ~ 16
焦点距離(35mm判換算) 35mm
画角 (35mm判) 63.4°
レンズ構成 11群13枚
絞り羽枚数 9枚 (円形絞り)
防滴処理
手ぶれ補正機構
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 1:5.2
フィルター径 Φ67mm
最大径 Φ77mm
長さ 94mm
重さ(本体のみ) 665g

MTFチャート

  

レンズ構成

レビュー(海外の評価)

Sony Alpha Blogがシグマ「35mm F1.4 DG HSM Art」のレビューを掲載していますので、抄訳を紹介します。

【ビルドクオリティ】

  • ビルドクオリティは良好だ。
  • 純正レンズ(Sony Distagon FE35mm F1.4 ZA)と同じくらいの大きさだ。

【オートフォーカス】

  • α9での撮影では、AFは高速で信頼性も高かった。
  • AF-C、AF-Sともに「瞳AF」はシャープなピントとなった。
  • AF-Sで、ワイドとフレキシブルスポット「小」を使用したときに「顔検出」は大きくピントを外した。純正レンズ(FE35mm F1.4 ZA)ではどの設定でも問題なく使用できた。この信頼性は問題だろう。
  • 動画撮影時のAFも少し残念だ。高速だが滑らかではない。
  • 純正レンズと違って、クリックレスの絞りリングがない。そのため、絞り変更時はノイズが発生する。

【光学性能】

  • α7R III を使用した解像性能は、中央はF1.4でとても良好、F2~F11まで優れていて、F16で回折の影響が出た。
  • 四隅は、F1.4で良好、F2でとても良好、F2.8~F11まで優れていて、F16で同じく回折の影響が。
  • 中央は、純正と比べて少し良好であり、さらに四隅は格段に良好であった。
  • 周辺減光は絞り開放では目立つが、F2.8で解消する。
  • 歪曲はまったく気にならない。
  • 色収差はとても小さい。
  • 逆光耐性はとても良好で、コントラスト低下がない。

【総評】

  • このレンズは光学性能は優れており、解像度、歪曲、色収差は純正よりも優れている。しかし、動画撮影、発色、そしてAFの信頼性では純正のほうが優れている。AF-Sの信頼性はこの評価を下げることになる。ファームウェアアップデートでこの問題が解決されることを期待している。

作例