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ソニー「E 10-18mm F4 OSS」 − 2400万画素のカメラ向けとしては四隅の画質が不十分

基本スペック

メーカー SONY
名称 E 10-18mm F4 OSS
発売年 2012年11月
対応マウント Eマウント
対応センサーサイズ APS-C
オートフォーカス
(駆動系)
AF/MF
F値 F4.0 ~ 22
焦点距離
(35mm判換算)
15-27mm
画角 109°-76°
レンズ構成 8群10枚
絞り羽枚数 7枚 (円形絞り)
防塵・防滴処理
手ぶれ補正機構
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.1倍
フィルター径 62mm
最大径と長さ
(レンズキャップを含まない)
Φ70.0 x 63.5
重さ 225g

MTFチャート

 

レンズ構成図

レビュー(海外の評価)

Sony Alpha Blog がソニー「E 10-18mm F4 OSS」のレビューを掲載していますので、抄訳を紹介します。

【ビルドクオリティ】

  • ビルドクオリティは優れているが、防塵防滴ではない。
  • オートフォーカスは高速かつ静音だ。

【光学性能】  

  • このレンズは2013年に発売されたもので、当時は16MPのセンサーのカメラだった。24MPのセンサーでは四隅に苦戦している。
  • α6000(24MP)の解像力テストでは、全般的に中央はとても優れているが、四隅はF4まで絞ってもAverageだ。F8まで絞ると最高性能となるが、それでもgoodのランクだ。
  • 最もシャープな焦点距離は10mm。
  • 周辺減光は絞り開放で目立ち、特に10-14mmでは顕著となる。
  • 歪曲はとても小さい。
  • Lightroomのプロファイルがあるので、周辺減光と歪曲は補正できる。
  • 逆光耐性は良好だ。
  • 色収差はとても少ない。
  • 広角端では背景ボケは期待できないが、18mmのF4.0では良好なボケが得られる。
  • 発色は良好だが、Gレンズやツアイスと比べると見劣りはする。

【総評】  

  • E 10-18mm F4 OSSはAPS-Cの広角ズームとしては純正では唯一の選択肢だ。16-50mmズームを補足するレンズとしては、全般的に優れたパフォーマンスだ。しかし、四隅の画質はほぼ悪いため、風景撮影には落胆するかもしれない。
  • (長所)とても優れた中央のシャープネス、歪曲と周辺減光はプロファイルで完全に補正できる、少ない色収差、良好な逆光耐性、軽い、動画撮影、12-18mmはフルサイズでも利用可能(周辺減光の課題はあるが…)
  • (短所開放F4.0での隅の画質は2400万画素センサーには不十分で、F8まで絞っても中央とかけ離れた画質、ズームレンジが狭い、価格、とても良好とまではいえない発色
  • もし単焦点レンズも選択肢に含むのであれば、よりシャープで安価なレンズがある。
    • Laowa 9mm F2.8 Zero-D:絞り値全域で中央から隅まで極めてシャープ
    • 10mm F2.8 ED AS NCS CS:開放から中央は極めて優れたシャープネス、良好な四隅、素晴らしい発色と後ボケ
    • 12mm F2.0 NCS CS:中央は開放から優れている、四隅は平均的でF8まで絞るとベスト
    • 7artisans 12mm F2.8:中央のみ良好で、四隅はF8まで絞る必要がある
    • Touit 2.8/12:優れたパフォーマンスと発色だが、とても高価
    • 16mm F2.0 ED AS UMC CS:中央は良好、四隅はまずまず、とても重い
    • 16mm F1.4 DC DN:ソニーAPS-Cでベストな広角レンズの一つで、F2以降は極めて良好な画質

参考サイト

作例