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ツァイス「Touit 1.8/32」 − 光学性能は素晴らしいが、価格の割には歪曲や駆動音など欠点も目立つ

Touit 1.8:32

基本スペック

メーカー ZEISS
名称 Touit 1.8/32
発売年 2013
対応マウント ソニーE
FUJIFILM X
対応センサーサイズ APS-C
オートフォーカス
(駆動系)
F値 F1.8-F22
焦点距離
(35mm判換算)
48mm
画角 48.0°
レンズ構成 5群8枚
絞り羽枚数 8枚
防塵・防滴処理
手ぶれ補正機構
最短撮影距離 0.37m
最大撮影倍率 不詳
フィルター径 52mm
最大径と長さ φ65×76mm
重さ ソニーE:200g
FUJIFILM X:210g

レンズ構成図

レビュー(海外の評価)

Sony Alpha Blogが「カールツアイス Touit 1.8/32」のレビューを掲載していますので、抄訳を紹介します。

【ビルドクオリティ】

  • ビルドクオリティは素晴らしい。操作系はなく、絞りリングなどボディ側でコントロールすることになる。
  • マニュアルフォーカスリングはラバー製のため、ゴミがとても付着しやすい。
  • オートフォーカスは高速かつ効果的だ。ただ、Batisほど静かではなく、AF-Cや動画撮影時は動作音が発生する。

【光学性能】

  • シャープネス
  • ・中央:F1.8で「very good」、F2.8-F8で「excellent」、F11で「very good」であり、F16で回折が発生する。
  • ・四隅:F1.8-F2.8で「good」、F4-F8で「very good」、F11-F16で「good」だ。
  • 周辺減光は開放から穏やかで、F2.8まで絞れば気にならなくなる。
  • 歪曲は目でわかるほど発生しているため、補正が必要だろう。
  • 色収差はとても少ない。
  • フレア耐性は良好だ。
  • 玉ボケは滑らかだが完璧ではなく、楕円形に変形しやすい。
  • 後ボケは概ね良好だが、ときに騒がしくなる。
  • 発色は良好といえるが、典型的なツアイスの色ではなく、ちょっと残念だ。

【総評】

  • Touit 32mm F1.8はとても優れた光学性能を持つ。しかし、AF駆動音がすること、歪曲が目立つこと、発色がツアイスらしくないこと、後ボケが時々騒がしいこと、といった欠点もある。より手頃な「Sony E 35mm F1.8 OSS」の存在を考慮すれば、このレンズの高価な値付けであれば、より完璧さが求められるだろう。「Samyang 35mm F1.2 ED AS UMC CS」はMF専用ではあるが、価格も安く、光学性能はさらに良好だ。

 

作例

競合レンズ

  • Sony E 35mm F1.8 OSS:手ぶれ補正を搭載し、良好なパフォーマンス。とても静かで高速なAFを備える。
  • SAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CS:マニュアルフォーカスレンズだが、最高の光学性能の35mm。
  • SIGMA 30mm F1.4 DC DN:同価格のソニーよりも優れた光学性能でより明るい。マニュアルフォーカスのSamyangよりは光学性能が少し劣る。
  • Meike 35mm F1.7:まずまずなパフォーマンス。
  • Neewer 35mm F1.2:コスパを考慮すると良好なレンズ。